文章を書ける事に憧れた人のブログ

文章力を上げる為に1ヶ月1回と考え、2018年は12個何か描く

2週間で部屋決定から引越し完了までの備忘録

経緯

靴脱ぎだすやつやら独り言呟きながら車両を行ったり来たりするやつやら明らかにぶつかってくるやつやら鞄の中に見知らぬ物が入っていたりやら、数年前から電車通勤が嫌で嫌でやめたくてやめたくて部屋を探してました。

中々条件に合うのが見つからない・仕事の隙間を縫えない・何より踏ん切りがつかないでダラダラと先延ばしにしていましたが、妹巻き込んだ大喧嘩を親としたので1人になってみようという意思で元々探していた物件へ内見し条件に合っていた為勢いで契約。夏のボーナスを派手に使ったと思うと爽快感あるな、ガハハハ!!!!!

いつかは家を出るんだろうと考えてはいたもののホントに急に決めた上に仕事が佳境・8月中旬原稿締め切りなのでもう今詰め込むしかねぇと考え無しに自分を追い詰めたド阿呆の何してたっけ・今後に活かせよな的時系列順備忘録です。

 

ざっくりとした部屋のポイント
・ある程度広い部屋(片付けの時に物を広げる癖があり、広げられない瞬間に思考停止→床に放置→どんどん汚くなるという自分への対策)
・風呂トイレ別、独立洗面台(湿気ると掃除めんどくさそう)
・フローリング(和室掃除めんどくさい、畳に跡付く、家具の選択肢狭い)
・ロフト無しの四角い部屋(使いこなせない)
・シンクとコンロの間にまな板1枚+a程度の隙間がある(料理したい)
・シンク周辺の収納(一人暮らしの狭い部屋で食器と調理器具しまう場所確保したい)
・駅からの距離はかまわないけどほぼ大通りで行ける
・角部屋(接する面が少なければ少ない程迷惑かける可能性も低くなるかなと)
・2階以上(G対策
・日当たりが悪い(暑いし)
・出来れば通り沿い側(私が泥棒なら大通りから見える側の部屋狙わない
・オートロック、シャッター(私が泥棒なら以下略
・周りに役所やら学校があるとなお良し(私が泥棒なr

  

不動産仲介屋との話と部屋決定(所要1日)
喧嘩翌日、とりあえず仲介業者へ。

以前部屋探しをしていた時「引越し日決めてないと紹介しづらい」と言われたのでとりあえず7末か8月初旬ぐらいで目星をつけ、ネットから探してLINEで3社程へ申込。返信で担当者が明記されていた不動産屋へ。ネットで見つかるような物件は大抵どこの業者も情報を持っているので美容院で「この髪型にしたい」というような気軽さで他の物件も持っていく。不動産屋的にこのやり方が良い・悪いは知らないけど、持っていった物件しか勧めない所は担当者の連絡が遅かったり物件数少なかったりもあって個人的にリトマス紙代わり。

到着後、LINEで○○さんに対応してもらったと言うと担当者の方が申し込んだ物件+出した条件で探してた物件を出してもらえて凄く助かった。その他気になっている事(周辺の犯罪率・クレーム、以前入っていた人の住んでた期間、人の入れ替え頻度)を聞くときちんと返してくれるし、条件に対して1つの物件をひたすらプッシュやら焦らすわけでもなく「あ、もし暇なら見に行きます?」ぐらいの手軽さとフットワークの軽さ。この担当者、波長が合う。そのまま数件内見。新築で入居前の所では上の階を歩いてもらったり壁を横から叩いてもらったり各種サイズ測ってもらったり。身長が170cmぐらいだったので写真も撮らせてもらった、資料はいつだって大事。

内見後、戻って一番条件が合った物件で見積もりを出してもらう。
この物件自体はどこの業者も扱っているので他のとこ持っていけば手数料安くなるな・・・とがめつい事を伝えたら店長と掛け合ってもらう事に。変わらなかったとしても色々書類やら質問でお世話になるしこの波長の合う担当者さんで契約したいなと待つ事5分、かなり考慮してもらった。ありがてぇ、これから1人暮らし考えている子全員にここ勧める。

その後は各種書類にサイン、契約書や申込書・振込先は後日LINEで送ってもらうという事で帰宅。LINEで相談やら契約書の確認やら出来るんだからすごいな世の中すぐ便利になっていく。仕事してると勤務開始したと思ったのに気づいたら21時・時々時差ありなのでこっちから電話折返は無理という中、LINEであれば明日読んでぐらいの気軽さで送信出来るしパッと出来るから忘れない。便利、今後も使おう。

 

残作業洗い出しと実行(所要9日)

LINEでのやり取りでの質問やグーグル先生から割り出した残り作業がこれ。
・各種連絡(役所、銀行、会社)
・インフラ関係連絡
・引越しの手配、準備
・家具、家電の手配

各種連絡は引越し後で良いらしい。放置。
会社へは上司に連絡して必要な物を確認してもらう事に。

一番ウキウキする家具・家電を調べる。
今はネットに3Dシミュレータがあるのである程度シミュレーション出来る、とても楽しい。色々見るものの安いし配送と組み立てまで依頼出来そうなニトリに行き着いてしまう。もうしばらく悩みたい。家電は丁度7月に型落ちが出てアウトレットが賑わうしもうすぐamazonプライムデーも来る。そのタイミングで揃えればいっか~とほしい物リストに入れてひとまず落ち着く。

次に引越し。

持っていく荷物量的に徐々に自分で運び出せばいいやと思っていたけどモニター・TV・ゲーム機を運ぶの面倒だし業者の方が上手く出来る。こういう時ケチっても後々絶対面倒になって金をかける。お前はそういう人間、私が一番よく知ってる。一括とかやってどこからともなくひっきりなしに電話はそもそも取れないし面倒なのでとりあえず名前の通る引越し業者に個別で見積もり依頼を送る。全部持ってはいけないし漫画は電子書籍、CDは取り込んであるし、映像もいまはネットでワンクリック。飾るわけでもない物を売りに出しつつ部屋を片す。金曜夜~日曜昼でただひたすらに部屋を片す。とにかく片す。いや~~~~3日で65時間ゲーム出来るスキルがこんな所で生きると思わなかった。ていうかパンパンに詰まった120サイズのダンボール10箱出来たんだけどオタクの部屋はなんでこんなに物多いの????漫画の巻が所々抜けてるのもやめろ、1巻丸ごと想像で補ってんの????妄想の化身か?????????????後黒バスの1~15巻が見つからなかった、文庫版が7月終わりに来るからいいけど心辺りある人いつか返して。

売る事に関しては
・送料無料(量が多いから)
・自動振込(何円でもいいから確認作業省きたい)
・処分(引越しなので返送困る)
で探した結果、以下にお願いした。結果は後ほど。
・フィギュア→カイトリワールド
・書籍、BD、CD、ゲーム、トレーディングカード駿河

集荷で来たおっちゃん最初「軽い軽い~☆」言ってたのに最後顔引きつってて本当に本当に申し訳なかった。私も腰が筋肉痛、運動しよう。ちなみにゴミは一袋程度、本当に物だけが多かったんだな・・・

日曜の夕方、頭がぼやけた状態で返信が来た引越し業者とうとうとする中15分程電話。布団・スーツケース・テレビ・ダンボールは10~15箱ぐらいになるという想定、7月という閑散期だし3万以下で考えてますと言ったらわりと考慮してもらえて28000円に。見積もりが予算より低いし片付けてサッパリしていたしそのまま勢いで決めた後スマホでこの時期の相場見たらもう5000円ぐらい値切れたなダァーーー悔しい!!!電話は頭スッキリした状態でしような次から!!!!!言っても予算以内で作業員2人、ダンボール無料配布と回収、養生有り、階段を重い荷物と共に往復すると思うと安いな。そもそも今片付けて分かったけどオタクの荷物クッッッッソ重たいもん。資料と称した書籍書籍アンド書籍の山。3万あっても運びたくない。むしろこれ引越しの作業員さん持てるの?????足で押してもビクともしないんだけど????????リストもモーツァルトもあくまで自分が弾ける譜面書いてるじゃん、そんな感じで自分が責任持てない物を人に押し付けるの良くない気がしてくる。このお値段で本当に良いの、差し入れとかした方が良い・・・??

とりあえず引越しまでは入居の残作業消化。

集合住宅のインフラがどうなってるか知らなかったので不動産屋にLINEで泣きつく。ガスは指定だが電気は電気自由化で好きに選んで良いとの事。好きに選んでと言われた物の生活に直で影響するしかかるコスト考えると吟味したくなってしまう・・・自由故の不便・・・最終的に一括引き落とし出来るという理由でガスと同じ場所で契約する事に。ネットで申し込もうとしたらメーターの番号が必要とあり、入居まで部屋行かない状態でも申込が出来るのか質問も兼ねて電話。電気は番号を確認した日に電話してもらえれば建物の状態にもよるが1~2時間ぐらいで通してもらえるとの事。知らなかった。ガスの立会い日を決定しメーターの番号もその日に連絡する事に。

ここで買取結果①。フィギュアを売ったカイトリワールドから。
1/8スケールが5体とゲーセンの景品のようなフィギュア2体で3万ぐらい。傷みや黄ばみで減額はあったもののされるだろうという範囲。送料無料。査定出して大体5日ぐらい。メールのみで完了。ラク~~~~!!!すごくラク~~~~!!!!!これは良いな今後も使おう。

ちなみに駿河屋は送った後いつになるかな~と思っていたら私が送った物の総額が簡易書留受け取らないとどうにもならない事を不在票連絡で知った。法律上仕方ないんだろうけどいつ来るか分からない郵便を待つ時間が確保出来ない身としてはちょっと不便。梱包も丁寧じゃないと減額対象だと明言されているぐらいなので、査定額によっては梱包時間等合わせてコスパ悪いな・・・う~~ん、結果やいかに。

書籍やらグッズ片してすっかり忘れていたけど人間生活するには見た目とその他必需品をどうにかする必要があるんだった。

1日かけて服・化粧・薬・文房具・食器を荷造り。ここで母がお古の家電を出してきてくれた。
コーヒースタンド:40年物。父が初任給の10分の1出してでも憧れを買いたかったという話付き。
電気ポット:私が生まれた頃には家にいたから少なくとも25年物。最近はやかんで湯を沸かしていたので久しぶりに見た。
炊飯器:こいつも生まれた頃には家にいた。上と合わせて象印
掃除機:今や珍しい袋式のやつ。こいつも生まれた頃には家にいたけど家にいるダ○ソンより確実に吸う。
この4つ、少なくとも海を2回渡っているはずなのにすんごい綺麗だし普通に動く。両親の物持ちの良さ凄いな。とりあえず使用予定のある炊飯器と掃除機を連れて行く事に。

 

鍵の受け取り(所要半日)
不動産屋から事前にLINEで段取りを受け、私の場合は不動産屋(1時間)→管理会社(1時間30分)と二箇所で書類確認後に受け取れるとの事。
時間を午前からでお願いし、移動時間もあるし大体3時頃には全部終わるだろうなぁと思っていたら12時頃に終了。事前に担当者さんが話を通しておいてくれてたり説明済も多かった為早かった。次会うのは更新の時とかになるのかな、お中元でも贈ろう・・・

鍵受け取ったのでメーター番号確認と一度やってみたかった踏んだら部屋全面に撒き散らすタイプの殺虫剤をしに部屋へ。普通に電気がついたけれど一応メーター番号連絡の為電話。ガスの立会いの時に振込方法やら説明あるらしいからそのまま使ってねとの事。殺虫剤は使用後1~2時間放置後に掃除しろとの事なので散布し掃除用具を見に行く事に。

 

家具と家電の手配(所要半日)

鍵受け取ったらいよいよ入居のワクワクさが抑えきれなくなり友人に伝える。
自身の引越し談やら1人暮らし経験談をたくさん貰えた、ありがたや・・・アドバイスを元に家具・家電準備へ。とりあえず三大要求の一つ睡眠は満たしたい。今までベッドだったので安いの注文して組むとのたまっていたら「腕力を過信するな」と友人に全力で引き止められた。見てくれこの握力17kgをたたき出した腕を。組み立てサービス狙いでニトリへ。店舗でマットレスの寝心地を試し、フレーム自体はネット限定ので欲しいのがあったので通販へ。カートに入れ、組み立てサービスにチェックを入れた所の最短、9月。9月・・・!!!!!!30分程度の列にすら「回転効率悪すぎでは???」といい始めてしまうせっかち野郎に2ヶ月待ては試練すぎる。だったら自分で組み立てる試練受けます!!!とチェック外したら最短5日に。
※引越しの段階で家具がほしい人は一週間余裕を持とう。
雨風泥棒凌げるなら別にいいや~という頭なので5日で来るぞワ~イ!!!という気持ち。

どちらかというと先に家電欲しい。
amazonプライムデーまでねばったけど結局安くならず、普通に店舗で購入する事に。家電は在庫あれば翌日宅配・無料設置してくれるらしい、凄いな家電量販店と流通。冷蔵庫・洗濯機・レンジを2日後の引越しタイミングで宅配を依頼。そしたら丁度全部埋まっているとの事。そして土日も8月頭まで埋まっている。

※引越しの段階で家電がほしい人は二週間余裕を持とう。

プライムデーなんか待つんじゃなかった、な~~~~にが「amazonプライムデーも来る」じゃボケェ!!!!自分にムカつきすぎて欲しい物リストの家電片っ端から消した。ハァ~~~引越し決めた日にとっとと決めときゃ良かった。引越し後荷解きした雑な部屋でビンビンに冷えたキールを冷蔵庫に並べつつコンビニで買ってきたおにぎり温めたりしたかったのに。私はとても悲しい。

 

引越前日

部屋に戻り換気と掃除。殺虫剤臭どんなかと思っていたけど半日置いていたからか無臭だった。とりあえず換気して持ち込んだ掃除機をかける。明日の引越しに向け、傷を付けた付けなかったとか面倒ごとを避ける為部屋の状態をひたすら写真に残す。また出て行く時の敷金礼金修繕でも使えそうだしね。撮影したからそういう事になったら今の私に感謝しろよ未来の自分。

 

引越し当日
まずは朝9時に新居のガス開き。ここで判明、インターホンの使い方が分からない。
鳴らしてもらった後に相手と話す為に通話ボタン押したけど声聞こえない気がする。外が大通りだからかもだけど後で誰かに確認してもらおう。玄関外の電気メーターやら水道、ベランダの給湯器への導線は確保して後は完全にお任せ。お湯出るかの確認、支払い方法の変更などなど全部案内してもらえるので特に不安も無く30分程度で終了。口座振替だと割引があるらしい。良い事を聞いた。

後はウォーターサーバー流行っているんですよ、置きませんか?という提案を受けた。思えば不動産屋・管理会社・大手家電量販店そしてガス屋と4箇所から同じウォーターサーバーの説明受けたな。資料から月々かかる額計算しても普通に2Lのペットボトル常備した方がコスパが良いように思える。そもそも水変えようと思った時に宅配のを受け取れる気がしないから私には向いていなさそうだな。何より書籍やら紙物多い部屋に水物置きたくない、誤って蹴り倒してキレ散らかす未来が見える。

後インターネット勧誘、大手家電量販店で直接と不動産屋関係の所から電話があったりした。「仲介している関係上どうしても勧誘電話来るのでお手数ですが取ってもらっても良いですか?」と不動産屋の担当者さんから聞いていたから良かったけど、
こういう事聞かせてもらえていなかったら軽いノイローゼになっていただろうな。引越しの見積もりも電話取れるまで頻繁にかかってくるし、これ一斉で見積もり出してたらどうなっていた事やら。

10時オープンの100均で必需品の買い足し、そのまま実家に戻り引越し屋さんに運んでもらおうと梱包。この時点で大体15時。16時過ぎに来ると連絡が入っていたのでそれまで何も無い部屋でダラダラ。喧嘩してから約2週間の超スピード家出、感慨深い。ボケーッとしてたら思い出したけどこのダンボール運べるのか・・・?と不安になっていたら引越し屋さん到着。玄関先で作業員さんの自己紹介。一人がリーダー・もう一人はサポートというチームで動いているらしい。部屋で運ぶ荷物を確認。書籍書籍アンド書籍の入った足でビクともしなかったダンボールを2個重ねる。重ねたまま階段を駆け足で降りていく。すっっごやっっっっば。あのキャラもそのキャラもこんぐらい軽く物運んだりするのかな、パロ捗るやつじゃん。大体20分ぐらいで作業終了。引越し先に到着する時間を連絡した後、私も差し入れを買いつつ電車で移動。新居の方は養生をしてもらい運び入れ。ここも超高速、大体30分ぐらいで作業終了。養生をはがして傷が無いかの確認、もし何か気づいたらの連絡先と必須のアンケートハガキを受け取る。ダンボールも三ヶ月以内の連絡なら日時をすり合わせて回収してもらえるとの事。ありがてぇ、アンケートハガキに100000000000点つけてコメント欄に花丸書いた。

 

引越し完了

グッズやら書籍以外のダンボール4箱程度の荷解きを大体2時間ぐらいで完了。
ダンボールで簡易のベッドを作成。残るダンボール4箱、全部グッズと書籍。とりあえずこれは机にして棚買うまで放置。ホント物が多いな。資料だしと念じれば買っちゃうもんな。雑な部屋で雑な飯を取るという夢を叶えるべく近くのコンビニでビールとアヒージョ味のサラダチキン買う。お客様感謝クーポンでストロングゼロを貰う。役者揃い過ぎてオラワクワクしてきたぞ。大通り沿いの喧騒を尻目に階段を駆け上がり、熱気の篭った部屋に走りこむ。床に置かれたTV、ディズニーのショーパレ待ち用の低い椅子、ダンボールの簡易ベッド、書籍の山で出来た机。

すっっごい自分の城感ある、最高~~~~~~!!!!!!!!!!!!!ビールプシュ!!!!!サラダチキンうま!!!!そういえばおつまみもらってたな、それもうま!!!!!!!!たのし~~~~~!!!!楽しい楽しい!!!!!!!!BD見ちゃおう~~~~~!!!!!!!!そういえば明日は普通ゴミの日だ、まとめておこう~~!!!!シャワー浴びよ~!!!!!もらってきたストロングゼロ甘い実質デザート!!!!いうてダンボール柔らかいな寝やすい!!!!!!!!!!
スヤッ・・・

 

その後

気づいたら寝ていて朝7時までぐっすり睡眠。
ここ最近仕事引越し準備その他と忙しく、寝ようとしても寝れない日が続いていたからこんなぐっすり寝れるとは思わなかった・・・ダンボールベッド恐るべし・・・

ここで買取結果②。書籍・BD・DVD・CD・ゲームその他を売った駿河屋から。
品数は大体600点で約5万円、ここにキャンペーンで金額追加、振込手数料分が減額。送料無料。査定出して大体10日間。メールのみで完了。査定内容詳細はまだ来ていない。申し込む時に品数を自分で確認して記入しなければならない事が面倒なぐらい。時間がある場合は査定詳細分かった上で買取の可否決めれば良いと思うけど無い身としてはあの点数を引き取ってもらえる事がありがたい。重宝しよ。

ここまで読んだ人、多分知り合い以外いないと思うから下種な事を言うと祝ってください。
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暮らし始めて3日間、毎朝お腹が空いたタイミングで起きて支度。出勤途中に朝飯・昼飯を調達する事が習慣になりつつある。冷蔵庫とレンジが届いたらまずはこの朝飯・昼飯の自炊を再開したい。
お味噌汁作りたい。ご飯炊きたい。

私とお酒と駅のホームに打ち上げられたワカメ

どうしようもない酒飲みはどうしようもない酒飲みを呼ぶ。
言うなれば呼び水ならぬ呼び酒というやつだ。

 

日曜の昼さがりから一人でぶらぶらと飲み歩いた私は電子カードにチャージされた交通費を残し無一文の状態で帰りの電車に揺られていた。

明日からまたヒトモドキを5日間も演じなくてはならない、演じるだけならまだしもサブクエストの仕事もきっちりこなさなきゃいけないなんてこの人生とかいうゲームはゴールも勝利条件もグジャグジャだしホントゴミ、開発者が7日なんかで世界を作ろうとするからだ、と現実から飛躍してみたものの迫り来る月曜に心は勝てぬまま最寄り駅のホームについた。


さっさと帰って寝よう、いっそ私が寝ている間急に布団が命を得て驚いた勢いで私を絞め殺してくれればいいのにと更なる逃避を重ね歩くと足が何かにぶつかった。

 

ワカメだ。
海で打ち上げられたようなワカメが私の足に絡み付いている。

 

よく見るとそのワカメからは細く白い手が生えていた。
ワカメにしてはセンスの良いネイルをしている。
そしてよくよく見ると足まで生えている。
恐る恐るワカメをめくると泣きと酔いでドロドロになった顔が出てきた。

仮にも都内からアクセスの良い人通りがある駅のホーム、
このままではこのワカメは私のような不注意人間の餌食になるだろう。
自責の念もありひとまずベンチに移動させ目を覚まさせる為に自販機で水を買い、満を持して話しかけた。

 

「大丈夫ですかー?」
「ダジョブジャナイ・・・」

 

大丈夫みたいだ。

 

買った水を渡すと
「えーうそーほんとじゃーん ありがとー今優しさちょーしみるー」
というボケツッコミを披露しながらワンワンと泣き出してしまった。

 

話を聞くとどうやらフラれたらしい。

 

すごくすごく好きでつきあえて会えない日もあったけど
会えた日はすごくやさしくしてくれたから
今日は誕生日だしってプレゼント渡したいから
会いにいったら別の子いてあたままっしろだし
なにいったかとかいわれたかとかわかんないけど
もうクソ、あいつもだけど私もクソ、
なんで好きだったのかわからないのに今めっちゃ涙出る
涙腺いらない、ほんとやだ

 

相手の誕生日プレゼントが入っているという紙袋を弄りながら酒でも晴らし切れなかった鬱憤をこれでもかと吐き出した。

 

水につけた途端吐き出すとか、お前ワカメじゃなくてアサリだったのか。

 

酔ってふやけた頭はそんな的外れな事を考えつつも、その素直に悔しがるまっすぐさは、ただ月曜が嫌というだけで自分をダメにした身としてはキラキラと眩しく羨ましかった。

君は良い子だもっといいやつがいる、そうは思うものの酒で箍の外れた口はとても素直に感想を吐く。

 

「はぁ?ゴミ野郎じゃん」

 

そこからの駅のベンチはワカルワカルのオンパレード。
知性も理論もあったもんじゃない、ただ水につけられたアサリが二つドッサリと砂を吐き出すだけの場所となった。

 

吐き出してすっかり元気を取り戻したワカメと共に改札へ向かう。
夕日が良い具合にさしている。後ろから見て逆光の私たちはなんか良い感じになっているであろう。ドラマとかのOPに使われたり、PVで使われるようなあれみたいな。

 

最早思考ですら指示語だらけのふやふやな頭のまま改札に電子カードをかざす。
突如けたたましく鳴る警告音。

 

水を買った分で足りなくなったチャージ額に目を見開き固まる私を見て全てを察したのか「ギャハハハ!!!!!!ダッッサ!!!!!!」とワカメは笑い自分の財布から1000円出してくれた。

 

この察する力と気の回し方。逃した魚、めちゃくちゃでかいぞ。

 

その後、誕生日プレゼントだった財布を質屋に入れたからこれで飲みに行こうと連絡があった。その時までに1000円と恋愛成就のお守りでも用意していこうと思う。

罪の告白

何かが好きと言った時、いつからかと問われるとハッキリとは返せない事が多い。

そんな私にも1つだけハッキリといつから好きかと言える物がある。

 

ペットボトルから水を早く出したい時、そのお尻側を円を描くように回し中に渦を作ると空気が取り込まれやすくなり出るのが早くなるというのは知っているだろうか?

私はこれを母の夕飯の手伝いの時に発見し、助かると褒められた事がある。ペットボトルから少し早く出した水で作られた味噌汁は、美味しさ100倍マンゾクマンだった。


とても単純だった私はそれ以来、渦の形を描く物体が好きになった。

新体操のリボン。
風に巻き上げられる木の葉。
上から眺める螺旋階段。

渦を巻く物を見かけるたびにあの日褒められた事を思い出した。


あんな事を発見してしまう自分は天才だ、もっと凄い渦を見つけてやるとその日から私は小さな研究者となった。そんな駆け出しの研究者はある日、研究の為に罪を犯す事となる。


それは毎朝駆け込むトイレから始まった。

 

いつものように用を足しトイレを流す。するとどうだろう、大量に貯められた水がぐるぐると大きな渦を描いて穴に飲み込まれていくではないか。

これぞ私が探していた渦ではないかと再び流そうとした時、ふと「節水にご協力ありがとうございます」の張り紙が脳裏を掠めた。用も無いのに水を何回も流すのは「してはいけない事」だと分かるようになっていた私は泣く泣くトイレを離れた。

 

その日から他に似た渦が無いかの探求が始まった。

 

まずはキッチンの排水溝。
これはあまり渦を描かない上に監視の目がある。
洗面所と風呂の排水溝は貯めれば渦を描くが排水溝自体の直径もあり、トイレと比べるとその渦は私を満足させるには至らなかった。

 

トイレでないとダメだ。
そして朝の一回だけでは私の研究欲を満たせない。
何より異物の無い状態の渦をこの目で確認したい。

 

してはいけない事だとは分かっている。だがそもそも節水に協力している人間はいるのだろうか。

 

私はしてはいけない事を犯す人を幾人も見てきた。
例えば車の通りが少ない歩道での信号無視。
例えば電車で必要としてそうな人に席を譲らない事。


守ったところで誰も褒めはしない。守らなかったところで誰も咎めはしない。

 

してはいけない事をし、罰せられなければそれは何になるのだろう。
どんな人もそんな罪以下のしてはいけない事を積み重ね、日常として処理しながら生きている。そして日々処理されていく物であるならば、それはきっとこの渦を巻き飲み込まれていく水が如く忘れ去られる事柄ではなかろうか。

 

言い訳は罪の意識という箍を外すには十分だった。

トイレのレバーを握る。
沸き始めた罪の意識を黙らせる為「私は用を足した」と心の中で唱える。
回した際に発せられる金属の摩擦音が私を咎めている気がしたが、もう遅い。
静かに、ただしっかりと人の口を塞ぐように両手でレバーを握り黙らせた。
レバーがつっかえ、後少しでトイレが流れる事が伝わる。
緊張と、罪の意識を吐き出すように一気に押し込んだ。

 

トイレ内に轟音が響く。
レバーを両手で黙らせたまま、己の二の腕越しに流れる水を観察した。

 

鉄球を当てられた壁が如く大穴を開けられる水の塊。
その大穴の周りから崩れていく水の柱。
最後はその柱が斜めに倒れ螺旋を描き吸い込まれていく。
筋となった螺旋を消すかのように新たに貯められる水、水、そして水。

 

実験を成し遂げた歓喜に思わず口の端が上がる。
小躍りしたい気持ちを抑えようと水を覗き込んでいるとトイレの外の音がハッキリと聞こえてきた。


母があの日のように夕飯を作っている。
小気味良い包丁の音がトン、トンと迫ってくるような気がした。

 

私は何をしてしまったんだろう。
母の役に立ったはずの渦を見つける行為がたった今咎められる物となった。

 

轟音を立て水を飲み込んだトイレの穴が静かに私を見つめてくる。
もう私には一飲みで水塊を食らった魔物にしか見えなかった。

 

急ぎトイレからキッチンに駆け込み、その日は罪を滅ぼすように夕飯の手伝いをした。

 

翌朝、いつものようにトイレに行く。
手を合わせ「ちゃんと用を足して水を流します」と心の中で唱える。
トイレは何も話さない。足された用をいつものように飲み込んでいくだけだ。
水を飲み込む時に出来る渦も最初に見つけた時のまま、トイレは罪の意識と用だけ流していった。

 

あの日以来、用も無くトイレを流す事はしていない。
そして渦の形を描く物が好きという気持ちは変わらないままだ。
季節外れの猛暑に負けて買ったソフトクリームを眺めながら、改めて好きな気持ちを思い出すと共に処理された日常を告白する。

今週のお題「おかあさん」

妹の寛容さに感謝しろ。

私には寛容な妹がいる。

 

寛容であるからどうしようも無い姉の私と仲良くしてくれている。

まだ生まれて間もない頃、妹を喜ばせようと大量に捕まえたオニヤンマを家に放ち親戚一同が戦々とする中妹だけは笑ってくれた。

幼稚園の頃、私の美容院ごっこに付き合った結果母が悲鳴を上げるような髪形にされたにもかかわらず妹はケロリとしていた。

小学生の時、妹は始めての遠足に持っていったおやつの最後の1つを「お姉ちゃんも食べたかったんでしょ?」と持ち帰って来た。

思い返せば思い返す程姉の私がただダメなのが浮かび上がったので割愛する。


寛容であるから時間と言う物に頓着しない。

毎朝けたたましい目覚ましをもろともせずに眠り続ける。

出かける時は大抵待たされる。

次からは1時間前の時間で伝える事にする。

 

寛容であるから時々容姿を弄られる。

決して悪いわけでは無い、ただ弄っても許されると分かっているから皆弄る。

目が細いとか鼻が丸いとか。

なんの基準かも分からないがそういって弄る事が楽しいのだろう。

妹は流行の中で自分がしたいファッションをするのが凄く上手だ。流行っている物は取り入れるが流されたような物では無く自分が似合う物・着たい物を着る。

私はそれが羨ましい。妹は私にとってのカリスマファッションリーダーだ。

しかもこのカリスマファッションリーダーはちょっと服を貸してくれる。

 

そんな私のカリスマファッションリーダーが毎朝身だしなみを整えて姿を現しているんだ。ネイル綺麗だろ。アイラインばっちし決まっててかっこいいだろ。

妹の寛容さに感謝しろ。
 


最後に。

妹の寛容さに免じて今日言います。
一昨日はお誕生日おめでとう。
プレゼントは枕の下に置いてあります。

以上。

山田孝之になりたかった。

1月も終わる頃、大雪に見舞われるという都内では信じがたい天気予報が発表された。
雪とその景色が大好きな自分にとっては吉報だった。
普段の出勤・退勤用の装備に遊び用の靴下と手袋を鞄に詰め、念の為のニット帽もポケットに入れウキウキも抑えずに家を出た。

昼休みには雪が降り始め上層部により帰れる人は帰れと指示が出た。
まだ積もらないだろう、大丈夫だろうという人を尻目にこれは絶対積もるタイプだと確信した私はいち早く退勤、雪が降り積もっていく中帰る事となった。

最寄駅から家までの徒歩20分、ここが今日の私のライブ会場だ。
そう言わんばかりに踏まれてない箇所を踏み、
頭に積もる雪を振り払いながら坂という坂を駆け上がった。
この世の誰よりも雪を楽しんでいるという自信があった。

 

自分の家近くの空き地を駆け回る犬を見るまでは。

 

初めて雪を見たのだろう、
空から降り注ぐ輝きと同じようにその瞳を輝かせ、足元に撒かれた雪の絨毯に一歩走る度歓喜し毛に纏わりつくのも厭わず駆け回っていた。

 

いつもの精神状態なら微笑ましい犬だと笑えただろう。
動画にしたらどこぞやのSNSで映えそうだと流せただろう。

 

しんしんと心に日常生活のストレスを降り積もらせていた影響かは分からない。
朝から今か今かとウキウキしていた影響かも分からない。
自分が一番楽しんでいる物だと思っていた物を他の誰かがもっと楽しんでいる事にとてつもない嫉妬を覚えてしまったのだ。

熱量を比べる事は決して出来ない。
だがこんなにも装備を準備した私よりも毛以外はほぼ裸の犬の方が雪に祝福されているような気がしたのだ。

 

羨ましい、この雪に祝福されたい。
あの犬の方が雪を楽しんでいるなんて。
私の方が雪を楽しんでいる。

 

心に降り積もらせた嫉妬心を払うが如く大地を蹴っていた。

この時某モンスターハンターのCMを思い出していた。
「モンハンゴッコしようぜ!!」と心のワクワクを抑えきれず地を蹴り石を投げ土を掘る山田孝之のCMを。

今の私に必要なのはあの勢い、あの無心さ、あの無邪気さだ。
何かを仕掛けるわけでも無く空き地へ駆け出した私に気づいたのか、雪のキラキラと共に犬が振り返った。気づくべきだったのだ、「楽しむ」という土俵に勝敗を持ってきた時点で私の負けだったのだと。

 

「お前もパーリーかよー!!!!」と言わんばかりの犬の体当たり。


倒れこむ私の周りを「この絨毯!!マジトランポリン!!!!」と跳ねる犬。


謝る飼い主。山田孝之になれなかった私。

 

トボトボと帰宅しガスヒーターで体を温める。
スマホには帰れないという旨のメッセージが家族から入っていた。
テレビを付けると入場規制となった駅と帰宅困難者が映し出され、そして先ほど思い浮かべたあのCMが流された。


私も山田孝之になりたかった。

鼻水で窒息死してみようと考えた夜

風邪をひいた。

「物が飲み込みづらいだけ」
「寒暖差が酷かったし気圧差にもやられたのだろう」

そうたかをくくり、原因である鼻水を放置したのが全ての始まりだった。

症状が重くなり喉に張り付く粘度の高い鼻水。
出そうと咳をするも張り付いている為取れない痰。
更に出そうと咳を激しくした結果無闇に傷つけられる喉。
とどめとばかりの多忙。
喉の炎症による発熱。奪われる声。

初期段階で手を打たなかった私のミスでもあるが、
年末のバタバタと真摯に向き合った私に対してあんまりな仕打ちじゃなかろうか。

深夜2時半、休息を求める体と反比例するが如く流れ出る鼻水。
その結果出来た痰を窒息しないよう吐き出しながらふと思い至った。

「もう窒息してもいい、とにかく深い眠りにつきたい」と。

鼻くそだけにヤケクソだったのだろう。
ああ、クソの流れのように おだやかに。

発熱と酸素不足で朦朧とする意識には
クソによる窒息死がとても良いアイディアに思えたのだ。

 

思えば幼い頃から「死」という感覚に対して興味があった。

幼い頃のある日、寝起き一発目に飛び込んてきた
朝日に照らされた室内灯のスイッチ紐に括られたぬいぐるみに恐怖を感じた。

そのぬいぐるみは私が引き、共に常夜灯の下床に就いたはずなのだ。
しかし外は常夜灯が必要無い程にその光度を変化させ、
ぬいぐるみはその恩恵を受け燦燦と輝いているのに対し、
私はそれを知る由も無く懇々と眠りについていた。

私の感覚だけはこの世には無かったのだ。

「これがきっと死なのだろう」と幼心ながらに感じ、自分の知らない事が存在する事に恐怖した。
そして、無謀にもその幼心は「『知れば』怖くなくなるのでは」という仮説を立てたのだ。

お化け屋敷もどのタイミングで脅かし役が出るのか、知っていれば怖くない。
お母さんに怒られるのは怖いが、事前に回避するような行動を取れば怒られない。

仕組みを、構造を、状態を知れば怖くないと考えたのだ。

それ以来映画の死体の真似をする死体ごっこをしてみたり、
風呂に潜り無音と闇の状態を死に見立ててみる年月を過ごした私にとって
鼻くそによるおだやかな窒息死はとても魅力的に思えたのだ。

 

薄れていく意識の中、死を間近にした人はどういう行動をとるべきかを考えた。
映画では過去を思い返したり、やりたかった事を悔やんでいたり、思い人に告白したり様々だ。

せっかくなら全てを網羅しよう、それでこそ長年知りたかった死ぬ前の状態だ。

今日の私は冴えているぞと早速やりたかった事から考え出した。

「クリスマスネタ、書き終えなかったなぁ」
「あの表情だけは描きたかったな」
「あ、そういえばこのセリフも入れたかったんだった」
「あ、今思い当たったセリフめっちゃいいな」
「めっちゃいいな」
「めっちゃいいじゃん」
「ちょ、おまそれ、ま
ちょっと待って!!!!!!!!

 

冴えた結果出てくるネタに布団を飛び出すオタク。
結果、長年に渡り待ち望んだ死を待たせる形となった。

オタクでよかった。

ダメー・オッターと北の大地のヤッホータイ ~人生二回目のモーニング娘。単独公演編~

2013年後半から徐々にハマり在宅を極め、友人や妹のありがたい手配でようやく重い腰をあげ単独ツアー初参加となった2016年秋。

初参加となる横浜公演の数日前、推しのまーちゃんこと佐藤優樹さんの地元凱旋公演チケットを取ってくれた友人から連絡が来る。


「ねぇ!!!見て!!!!」


「最前!!!!!!!!!!!!」

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